今記事では2022年度のキャリアアップ助成金(短時間労働者労働時間延長コース)ついてまとめました。
① キャリアアップ助成金とは?
キャリアアップ助成金は、非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップのため、 正社員化、処遇改善などの取り組みを実施した際に申請すると受給できる助成金です。
② 短時間労働者労働時間延長コースとは?
短時間労働者の週所定労働時間を延長するとともに、処遇の改善を図り、新たに社会保険の被保険者 とした場合に助成されます。
③ 支給額
①短時間労働者の週所定労働時間を3時間以上延長し新たに社会保険に適用した場合
1人当たり22万5,000円<28万4,000円>(16万9,000円<21万3,000円>)
②労働者の手取り収入が減少しないように週所定労働時間を延長するとともに基本給を昇給し、 新たに社会保険に適用させた場合
1時間以上2時間未満:1人当たり 55,000円<70,000円> (41,000円<52,000円>)
2時間以上3時間未満:1人当たり 11万円<14万円> (83,000円<10万5,000円>)
※1 延長後6か月の週所定労働時間と延長前6か月の週あたりの平均実労働時間の差が3時間以上である場合に加え、 延長前後の6か月の週所定労働時間の差が3時間以上であって、延長前後の平均実労働時間の差が3時間以上であ る場合も含みます。
※2 ①は令和6年9月30日までの間、支給額を増額しています。
※3 ②は延長時間数に応じて延長時に基本給を昇給することで、手取り収入が減少していないと判断します。 1時間以上2時間未満:10%以上昇給 2時間以上3時間未満:6%以上昇給
※4 ②は令和6年9月30日までの暫定措置となります。
支給申請人数
1年度1事業所当たり支給申請上限人数は45人まで
※令和6年9月30日までの間、上限人数を緩和されています。
④ 申請のながれ
⑤ 助成金申請の代行について
当社では、高いスキルを持つ社会保険労務士のご紹介などサポートします。また会社の事情に合わせた、さまざまな助成金の提案なども行うことができますので、助成金の申請に悩まれているご担当者様は申請のながれや申請料など、ぜひお問い合わせください。